2025年12月、NIPPON EXPRESSホールディングス(以下、NXHD)傘下の日本通運が、自社の物流施設を1000億円超で米投資ファンドのブラックストーンに売却することが明らかになった。長らくPBR(株価純資産倍率)が1倍を割り込んでいたNXHDは、ROE(自己資本利益率)の改善に向けてバランスシート(BS)の大規模な再構築に着手。その一環として低収益不動産の売却を進めており、今回の1000億円超に及ぶ取引もその一つとなる。この取り組みをリードする常務執行役員 経営戦略本部長の大槻秀史氏に、変革の真意と勝算を聞いた。