過激右派候補が優勢か　ブラジル大統領決選投票

　【サンパウロ＝住井亨介】南米ブラジルで２８日、現職テメル氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われる。最新の世論調査では、大衆迎合的な姿勢と過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる極右の元軍人、ジャイル・ボルソナロ下院議員（６３）が、左派のフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長（５５）を支持率で８～６ポイント上回っているが、差は縮まっている。