終値２万１千円割れも　週明けの東京株式市場

　１０月に入り東京株式市場の荒れ模様が続いている。欧州やサウジアラビアの情勢などをめぐる地政学リスクに加え、米国の利上げといった懸念も重なり、日経平均株価は２５日の急落後も自律反発が見られず、週明けには３月下旬以来となる終値ベースでの２万１０００円割れも現実味を帯びる。ただ、今後本格化する３月期決算企業の中間決算で業績堅調が確認されれば、市場が落ち着きを取り戻すとの見方もある。