【書評】『お父さんはユーチューバー』浜口倫太郎・著
舞台は沖縄・宮古島。絵を描くことが好きな小学5年の海香はゲストハウスを営む父・勇吾と2人暮らし。将来東京の美大に通いたいけど、父はお調子者で家計は厳しく、進路に不安を感じている。
舞台は沖縄・宮古島。絵を描くことが好きな小学5年の海香はゲストハウスを営む父・勇吾と2人暮らし。将来東京の美大に通いたいけど、父はお調子者で家計は厳しく、進路に不安を感じている。
今春に始まった第5世代(5G)移動通信システムの周知やスマートフォンの販売拡大を図ろうと、携帯電話各社が高速大容量の特長を生かした取り組みを広げている。仮想現実(VR)などの技術を活用し、臨場感のあるライブ体験やゲームといったエンターテインメントとの融合を発信。新たな端末の投入が相次ぐ秋の本格商戦に向け、売り込みを強化する。
新型コロナウイルスの感染拡大で新設住宅着工戸数が低迷し、住宅に使う木材の在庫拡大や、取引価格下落が木材関連企業の経営に影を落としている。政府は国産材消費に重点を置き、木材自給率は2018年で36.6%と8年連続で上昇したが、コロナ禍で曲がり角に立たされた。
中国国家市場監督管理総局はこのほど、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)の粉飾決算事案に関連し、同社や北京車行天下諮詢サービス有限公司など45社に対し、不当な競争行為があったとして行政処罰として計6100万元(約9億4400万円)の罰金を科すと通告した。写真は福建省福州市で休業中の瑞幸珈琲の店舗。
日銀は24日、7月に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。新型コロナウイルス感染症による企業業績の悪化を受け、委員からは「休業者数の高止まりや失業率の上昇など雇用環境の悪化が明確になっている」などと雇用や所得への悪影響を懸念する意見が出された。
菅義偉政権の中小企業政策に注目が集まっている。菅首相が持論とする「最低賃金(最賃)の引き上げ」を強力に実施すれば、経営基盤の弱い中小企業が淘汰(とうた)される可能性があるからだ。首相は早速、梶山弘志経済産業相に「中小企業の再編促進などによる生産性の向上」を指示。新政権は、税制上の優遇措置などを定めた中小企業基本法の見直しに踏み込むという観測も出ている。経産省はこれまで、一定の新陳代謝を促しつつも積極的に企業数を減らす手法を取ってこなかっただけに、省内には政策転換への警戒感も漂う。