安倍晋三首相の辞任表明により、来夏の東京五輪・パラリンピック開催に向けた政府の熱量が下がることがあってはならない。
日本各地で試合が開催された昨年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。スタジアムや周辺での傷病者発生にはおおむね順調に対応できたが、関係者の連携に課題が残ったとの調査リポートを、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が発表した。来年の東京五輪・パラリンピックに向けた対応が望まれるとしている。
2月に逝去した名将、野村克也氏。監督時代、選手たちに「聞く前に、まずやってみなさい」とくり返し説いていたという。ビジネスパーソンの心にもグサリと刺さる、名将の「最後のメッセージ」を特別にお届けしよう。
マネジメントの権威ピーター・ドラッカーは、「利益を生み出せるのは人間だけである」と看破する。だから優秀な人間を把持するために十分な報酬を払う必要がある。だがそれだけで人は働くのか。人の生産性を上げる最も優れた報酬とは何か。
第97代内閣総理大臣の安倍晋三氏が先週金曜日(8月28日)、持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞意を表明した。一見したところ、経済界や経済メディアは競うかのように、安倍総理の経済政策・アベノミクスが「景気回復を成し遂げた」と評価するコメントを出し、退任を惜しんでみせている。総理としては、見事に逃げ切った格好と言ってよいだろう。しかし、アベノミクスは本当にそれほど評価すべき経済政策だったのだろうか。