中国のサラミ・スライス戦術をもう押し返せない～“敵失”に乗じ、日本はICJ提訴という尖閣死守の行動を起こせ

領海侵入が常態化し、連日のように繰り返される緊急発進。これほどまでに緊迫した異常な海空域は、世界中のどこを探してもない。こうした現実を直視すれば、いつまでも「領有権問題は存在しない」と構えていることはできない。国際法の法廷に提訴し、中国の領土的野心を世界にアピールする必要がある。それを行わない限り、国際社会の支援を得ることは出来ない。