新型コロナウイルスに感染しても、大半の人は軽症で自然に回復するか、症状が出ない人も多いとされる。しかし、軽症と思われた人が療養中に急変し、重症化する場合もあると分かってきた。
大使館登録だけでも7万人以上の日本人が暮らす東南アジアのタイ。新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した3月以降、航空便の運休や出入国規制から現地で足止めを受け、タイに残った人も少なくない。その中には、乳幼児や妊娠している女性も含まれていた。こうした状況にあって、現地で滞在を続ける人々に少しでも安心を届けようと情報発信を続け、感染拡大の防止にも成功した民間病院がある。バンコクにある私立大手サミティヴェート・スクムビット病院だ。病院のホームページには、当時利用者から寄せられた問い合わせへの対応の跡が今も残る。関係者にこの3カ月を語ってもらった。
大企業にパワハラ防止対策を義務付けた女性活躍・ハラスメント規制法が6月1日に施行された。具体的な対策の内容や何がパワハラに当たるかを示した指針も初めて作成された。しかし、指針に盛り込まれた事例には曖昧さの残る表現も多く、業務指導とパワハラの線引きが大きな課題となりそうだ。
来春卒業予定の大学生らへの筆記試験や採用面接が1日、政府の定める解禁日となり、就職活動がヤマ場に突入した。新型コロナウイルス感染防止のため、主要企業の多くはウェブ形式で実施。企業の業績悪化を受け、人手不足を背景に続いてきた「売り手市場」が変わることに不安を訴える学生も多く、就活環境は一変している。
日本で働く人は、他国に比べて職場への不満があらゆる項目で大きいという調査結果がある一方、転職する人は限定的。 不満だらけにもかかわらず、なぜ日本人は転職しないのだろうか。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、鉄道を含む公共交通機関にも深刻なダメージを与えた。日本で…
『がんで不安なあなたに読んでほしい。』の著者、清水研先生は、これまで4000人以上の患者・家族の相談を受けてきた「がん専門の精神科医」。そんな先生に、子どもをおいて死ななければならない苦しみとどう向き合うか、アドバイスをいただいた。