初の単著で第45回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞！　ジャーナリストはなぜ日本近代海難史上まれにみる「未解決事件」に挑んだのか【「受賞のことば」と「選評」】

今回の受賞作は、ルポルタージュ、伝記、体験記などのノンフィクション作品で、単行本、新聞、雑誌などに、昨年四月一日より本年三月末日までに刊行および発表されたものから選ばれました。選考委員は赤坂真理、魚住昭、後藤正治、最相葉月、原武史の5氏です。最終候補作品は受賞作を含め、伊澤理江『黒い海　船は突然、深海へ消えた』（講談社）、伊藤喜之『悪党潜入300日ドバイ・ガーシー一味』（講談社）、齊藤彩『母という呪縛娘という牢獄』（講談社）、永田豊隆『妻はサバイバー』（朝日新聞出版）、星野博美『世界は五反田から始まった』（ゲンロン）、森功『国商最後のフィクサー葛西敬之』（講談社）の6作品でした。