有望な融資先を見つけることはできない上、マイナス金利で経営は逼迫—そんな苦境のなか、銀行にさらなる脅威が立ちはだかる。業界の最前線をレポート!
嵐のような賛否の声が世界中のネット界を震撼させた、と言っていいだろう。10月13日、アメリカのロック音楽界の重鎮、ボブ・ディラン(75歳)が、2016年度のノーベル文学賞を受賞したというニュースは、それほどまでにコントラバーシャルな大事件だった。
大統領選挙に沸くアメリカを別の角度から読み解く2冊『ミスター・メルセデス』、『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』に加え、勝つことに対する「毒」が見事に表現された『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』の見どころをノンフィクションライターの生島淳が解説する。
芥川賞作家の髙樹のぶ子さんが時空を超えた恋の話、『オライオン飛行』を上梓した。「ドローンになれたらどんなに愉しいだろう」と思う程、空の魅力に取りつかれた髙樹さんの原点は自身の父の記憶にあるという。その記憶になぞらえ、「空」への想いとともに「恋」を描くに至ったきっかけをここに記す。
コスプレイヤーとロシア料理が待ってる!
事の発端は
これはメイドカフェというよりも、ロシア料理を食べて、スタッフでコスプレイヤーのナースチャさん、アリョーナさん、カーチャさんと写真撮影をして、会話もできるスペースといったところだろう。3人のロシア人スタッフは、日本人パートナーの大森拓也さんと一緒に、考案し、実現した。
「私はコスプレ関連のイベントのために3年前に日本に来た。その時に私たちは大森さんと知り合って、後で再び日本に来て、交流を続けた。大森さんはロシア文化に興味を持っていたので、3人でロシア料理をつくったら、とても気に入ってもらえた。そして大森さんにアイデアが生まれた。こんなメイドカフェをつくったらどうだろうって」とナースチャさんは話す。
都の西北、早稲田のとなり…
もっと読む:モスクワでコスプレ・フェスティバル
開業資金はクラウド・ファンディング(群衆融資)のプラットフォーム「キャンプファイヤー」で募った。すると、目標額の10倍の320万円が集まった。「これは予想外だった。こんなにたくさんの額を集められるなんて、誰も考えていなかった」とナースチャさん。... Читать дальше...