世界で初めて車を発明したのは、紀元前3500年ごろにメソポタミア地方に住んでいたシュメール人だという。ヨーロッパでは、馬車が自動車や鉄道以前の代表的な乗り物だった。
平昌五輪の日本選手団が、メダルラッシュに沸いている。大会の前半で獲得メダルはすでに7個に達し、早くも当初目標の「9個以上」に迫る。いずれも優勝でもおかしくない好タイム、高得点のレース、演技が相次いでおり、選手の健闘を大いに称(たた)えたい。
中国新聞社によると、中国国家統計局はこのほど、「科学技術に関する年間総合統計速報の大まかな試算結果によると、2017年、中国の研究開発費の投入総額は1兆7500億元(約29兆4350億円)だった」とのデータを発表した。この額は前年比11.6%増で、伸び率は同1ポイント上昇。投入総額は米国に次ぎ世界第2位となった。中国新聞社は「注目すべきは、(12年の)中共(中国共産党)第18回大会以降、中国の研究開発費の投入度合い(国内総生産に占める研究開発費の割合)が継続的に上昇していることである。研究開発費の投入度合いは14年に初めて2%を超え、16年は2.11%、17年は2.12%に達した」と伝えた。
電機大手の労働組合の2018年春闘要求が15日、出そろった。組合の要求や経営側からの回答額をそろえる統一交渉に東芝が復帰し、各社労組はベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として月額3000円を要求した。電機大手の業績はおおむね好調だが、先行きに不透明感もあり、安倍晋三首相が経済界に要請した「3%賃上げ」の行方が注目される。
かめい・ひろゆき 九州大工卒。1980年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)、リクルート健康保険組合常務理事を経て2008年4月から現職。大分県出身。
損害保険大手3グループの2017年4~12月期連結決算が、出そろった。売上高に当たる正味収入保険料は、全社が前年同期と比べ増収で、4~12月期としては過去最高となった。海外事業や国内の自動車保険が好調だった。最終利益は台風21号や北米のハリケーンなど自然災害の影響で2社が減益だった。
IT技術者やデザイナーなど個人で「フリーランス」として働く人の契約の在り方を話し合う公正取引委員会の有識者会議は15日、発注企業による不当な要求から個人を保護することを柱とする報告書を公表した。
内閣府が15日発表した2017年12月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は、前月比11.9%減の7926億円で3カ月ぶりのマイナスとなった。下げ幅は14年5月以来、3年7カ月ぶりの大きさだった。18年1~3月期の見通しは前期比0.6%増と予想した。