大日本印刷（ＤＮＰ）の社内ベンチャーで、ポイントサービスに関するマーケティングを手掛けるエムズコミュニケイト（東京都港区）はこのほど、経営陣による自社買収（ＭＢＯ）を実施したと発表した。３月３０日付でＤＮＰから全株式を譲り受けて独立した。
凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Ｓｈｕｆｏｏ！（シュフー）」は、小規模小売り事業者（１０店舗以下のチェーンなど）の利用拡大を図るため、月額５０００円から手軽に配信が行えるプランを開始した。掲載は営業スタッフや広告代理店を介した申し込みを必要としていたが、ウェブ経由でチラシの登録・配信から掲載費用の掲載までが可能なサービスを提供する。シュフーには月間１１００万人のユーザーがアクセス。全国のスーパーなど１１万店舗以上が利用している。新規掲載申し込みに占める小規模事業者の割合が、２０１７年度では８割以上を占めている。
「働き方改革」というテーマで日本人の働き方を見直そうという機運が高まっている。日本人が豊かになり、生活が多様化し、年齢別人口構成も変化しているので、それに合わせ働き方を変えていくことは当然のことであろう。働き方を見直すにあたって、日本人固有の労働観について考えてみたい。