多くの人が知らない…日本という国が抱える“閉塞感”の「正体」
現在の日本の閉塞感はがんじがらめの既得権益にある。「財閥解体」や「公職追放」はあくまで一つの例だが、それに匹敵する「大改革」が必要だ。例えば医療業界。「『医師が足りない』と叫びながら『医学部新設・増員反対』を唱える医師会」のような利権集団の力が弱まれば爽やかな風が流れるはずだ。
現在の日本の閉塞感はがんじがらめの既得権益にある。「財閥解体」や「公職追放」はあくまで一つの例だが、それに匹敵する「大改革」が必要だ。例えば医療業界。「『医師が足りない』と叫びながら『医学部新設・増員反対』を唱える医師会」のような利権集団の力が弱まれば爽やかな風が流れるはずだ。
セックスや避妊などについて教えることについても、日本の学校はあまり積極的ではありません。以前、仲間たちと性教育の出張授業でいろいろな学校を回っていたときには、事前に先生から「コンドームは持ち込んでもいいけど、封は切らないで」とか「保健室の中でみせるのはいいけど、廊下には出さないで」なんて注意をよく受けました。
多くの優れたノンフィクション作品を著した「知の巨人」立花隆さんが、80歳で亡くなった。今年2月刊行の現代新書『サピエンスの未来 伝説の東大講義』が、立花さんの生前最後の作品となった。立花さんを偲び、現役東大生たち3人が「伝説の東大講義」を読み解いて学んだことについて語り合う。
DeFi（Decentralized Finance：分散型金融：ディーファイ)は、ブロックチェーンを用いて、金融機関を介さず、無人で金融取引を行なう仕組みだ。仮想通貨の取引所や、融資を仲介するサービスが提供されている。DeFiは、信用履歴審査や本人確認なしに、誰でも使えるサービスだ。まったく新しい金融の仕組みを作る可能性があるが、現在では、これに投資するのは極めてリスクが高い。値上がり期待だけでなく、新しいDeFiサービスを作る動きが日本にも出てくることを望みたい。
「猫は昔から人間に愛されていた」は本当か？ 実は、ほんの数十年前まで猫嫌いのほうが多く、人間の都合によって猫がひどい扱いを受けていた。『猫が歩いた近現代 化け猫が家族になるまで』（吉川弘文館）の著者である近現代史研究者の真辺将之・早稲田大学学術院教授に、日本人の猫との付き合いの変化と、そこから見えてくるこの社会の課題について訊いた。
2019年のラグビーワールドカップの会場のひとつとなった釜石鵜住居復興スタジアム。平成以降衰退を続ける地方都市であり、東日本大震災では甚大な被害を受けた釜石で、市民の誇りとして愛されるスタジアムは、どのようなコンセプトで設計され、いかにして建設されたのか。設計チームのリーダーの話を聞くと、そこには、これまでにはない、多くの人の知恵と愛情が詰まった新しいスタジアムの姿が浮かび上がってきた。
7月期ドラマに登場するジャニーズ勢は、数えたところ、その出演作は実に11本もある。
最近のことなのだが、原宿である有名なハイブランドの特別展示イベントが開催されていた。私と自閉症である息子のがっちゃん（20歳）と、アートディレクターのココさんと3人で立ち寄ってみた。
【難読漢字】「枚挙」って読めますか？慣用的に使われます
2021年上半期、現代ビジネスで反響の大きかったベスト記事をご紹介していきます。1月30日掲載〈大炎上した「ゆきぽよ」、見誤った「テレビ業界のルール」と「今後の大きな不安」〉をご覧ください。
日本道路交通情報センターによりますと、大雨の影響で東名高速道路は静岡県内の沼津インターチェンジと裾野インターチェンジの間で上下線とも通行止めとなっています。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、厚生労働省は、接種のあと発熱が2日以上続く人などは、副反応でなく、新型コロナウイルスによる症状の可能性もあるとして、医療機関の受診を呼びかけています。
バルト3国を歴訪した茂木外務大臣は記者団に対し、一連の日程を通じて、中国の覇権主義的行動への懸念を共有するとともに、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて具体的な協力を進めていくことで一致したという認識を示しました。
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳…
【動画:2分37秒】活発な梅雨前線の影響で、静岡県や関東南部を中心に記録的な大雨となりました。土石流が発生した熱海市など静岡県内では地盤が緩み、土砂災害の危険性が非常に高くなっていて、引き続き厳重な警戒が必要です。今後の雨の見通しや警戒すべき点について南利幸 気象予報士が詳しく解説します。（この動画はデータ放送ではご覧になれません）
テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は３日、男子シングルス３回戦が行われ、第４シードのＡ・ズベレフが第３１シードのＴ・フリッツを6-7 (3-7), 6-4, 6-3, 7...
災害関連死を含め熊本県内で67人が亡くなった去年7月の記録的な豪雨から4日で1年です。被災地では3700人近くが今も仮設住宅などでの生活を余儀なくされ、主力産業の観光を支えていた、被災した旅館やホテルもほぼ半数が再開できていません。
東京オリンピックの聖火リレーが4日から2日間、茨城県内で行われます。初日は鹿嶋市や水戸市など8つの市と町で聖火をつなぎます。
「ネットフリックス」や「アマゾン・プライム・ビデオ」ばかりに視聴者を取られている場合ではない――。…
「ねぇ、宇宙ってどれくらい広いの？」――もし子どもにこう聞かれたら、あなたなら何と答えますか？ 「爆発」というユニークな観点から宇宙を見つめ直した新刊『爆発する宇宙』から、「宇宙の拡がり」に関する部分を、一部編集のうえでお届けします。
定年退職に病気や介護と、この先の人生は変化の連続だ。ひとつ判断を誤れば足を掬われ、悲惨な晩年が待つ。今、夫婦が何をして、何をすべきでないか。それさえ分かれば、同じ轍は踏まずに済む。
たかが名前、されど名前。名前1つでも話題の種になるのは、古今東西同じだ。日本人にとってごく普通の名前も、海外では時にちょっとしたショックを与えることがある。今回はいくつか名前に関するエピソードを紹介したい。
世界の投資家がいちばん注目しているキーワードが「環境対策」と言っても過言ではない昨今。ENEOSホールディングス（以下、ENEOS)や出光興産（以下、出光）など石油元売り大手についても、EV化へ一気に加速する世界的な潮流もあり、事業構造の転換は待ったなしの状況になっている。ENEOSのIR資料を見てみると、彼らが目指すべき方向と主張が、どことなく一致していないのではないか、と筆者は分析している。
定年退職に病気や介護と、この先の人生は変化の連続だ。ひとつ判断を誤れば足を掬われ、悲惨な晩年が待つ。今、夫婦が何をして、何をすべきでないか。それさえ分かれば、同じ轍は踏まずに済む。
2021年上半期で、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。3月5日掲載〈スズキ・ジムニー、契約から1年経っても納車されない「5つの理由」〉をご覧ください。