韓国大統領、検事総長懲戒めぐり謝罪 「政権vs司法」の構図に拡大
【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が尹錫悦(ユン・ソンヨル)検事総長に下した停職2カ月の懲戒処分に対し、裁判所が尹氏の訴えを認めて処分の停止を命じたことをめぐり、文氏は25日、国民に向けて陳謝した。一方で、文氏周辺者は、検察に加えて裁判所まで攻撃の標的にし始めており、対立は「政権」対「司法」の構図に拡大している。
【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が尹錫悦(ユン・ソンヨル)検事総長に下した停職2カ月の懲戒処分に対し、裁判所が尹氏の訴えを認めて処分の停止を命じたことをめぐり、文氏は25日、国民に向けて陳謝した。一方で、文氏周辺者は、検察に加えて裁判所まで攻撃の標的にし始めており、対立は「政権」対「司法」の構図に拡大している。
リニア中央新幹線工事による南アルプスの生態系への影響を検証する、静岡県中央新幹線環境保全連絡会議の生物多様性部会が25日、昨年9月以来およそ1年3カ月ぶりに開かれた。同部会の開催は、静岡県が昨年10月、引き続きJR東海と協議する内容として47項目の課題を提示してからは初めてで、足踏みしていた協議が再開された。
神奈川県座間市で、男女9人を殺害したなどとして死刑判決を言い渡された白石隆浩被告が控訴を取り下げたことについて、被告の弁護士がNHKの取材に応じ、今後、取り下げの無効を訴える意向はないとして、このまま死刑が確定する公算が大きいという認識を明らかにしました。
菅義偉首相は25日、前回から3週間後というタイミングで再び記者会見を開いた。首相の周囲には、内閣支持率が下落傾向にあるなかで、厳しい質問を不用意に浴びやすい会見に否定的な意見もあった。だが、首相は新型コロナウイルス対策への「発信不足」との批判をかわす狙いもあり、1時間近くに及ぶ記者会見に臨む道を選んだ。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、岐阜県内でも入院患者が増えて病床の占有率が高まっているとして、岐阜県は25日に「医療危機事態」を宣言し、年末年始は感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。
国民の90%余りがキリスト教徒のフィリピンでは、クリスマスの25日各地でミサが行われ、新型コロナウイルスの影響で参列者の人数が制限される中、信者たちが熱心に祈りをささげていました。
新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、12月20日までの1週間に報告された患者の数は、全国で70人で、例年より大幅に少ない状況が続いています。
12月、国内の空港に到着した男女5人が、イギリスで感染が広がっている変異した新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。このウイルスへの感染が検疫で確認されたのは初めてで、厚生労働省によりますと、5人はいずれも隔離措置が取られているということです。
新型コロナウイルスの影響で厳しい経営状況が続く航空会社の「スターフライヤー」は、財務基盤を強化するため、投資ファンドや複数の地元企業などから総額110億円規模の出資を受けることを発表しました。