いま東京の「高級住宅地」で、日テレ vs セレブ住人の「大バトル」が起こっている理由
江戸時代、将軍を直接警護する旗本たちのことを「大番組」と呼んだ。彼らが住む町だから、番町。江戸城の半蔵門から西に広がるエリアは、いわば選りすぐりのエリートたちが暮らしてきた最高級住宅街である。
江戸時代、将軍を直接警護する旗本たちのことを「大番組」と呼んだ。彼らが住む町だから、番町。江戸城の半蔵門から西に広がるエリアは、いわば選りすぐりのエリートたちが暮らしてきた最高級住宅街である。
明治日本は西洋から多くの教師を招き、その学問と技術を取り入れた。『日本の西洋史学 先駆者たちの肖像』(土肥恒之著、講談社学術文庫)のに登場するルートヴィヒ・リースもそうした「お雇い外国人」の一人である。しかし、リースがもたらしたのは「西洋史学」だけではなかった。「日本史学」もまた、彼の教えによって大きく発展したのである。
現代の世界史を学ぶのにもっともわかりやすくて確実な方法、それは現代世界の歴史が「地政学」と「冷戦」の論理で動くということを理解することである。
4月、多くの企業に新入社員が入ってきます。その大部分は、高校や専門学校、あるいは大学を卒業してすぐの、10代後半から20代前半の方たちで占められていることでしょう。日本では、大学の学部を終えた「学士課程修了者」が大学院へ進学する割合はだいたい10%ほど。20代半ば、あるいは20代後半になってからいわゆる「社会に出る」ことは、まだまだ「一般的」とは言いいがたいかもしれません。
4月、新年度がはじまり、読者のみなさんのなかには「留学生」を身近に迎え入れるという方もいるかもしれません。国際的なプレゼンスが下落しつつある日本にあって、日本の文化や言語、あるいは日本語をもちいておこなわれる学問に関心をもってくれる留学生という存在は、いまやそうとうに貴重であるといえそうです。
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。
近代国家としての歩みを始めた明治維新以降の日本が、マッキンダー地政学理論で説明することができる外交政策に合理性を見出していたことを振り返る。ただし明治期の日本の外交政策が、マッキンダー理論に影響されていたわけではない。時系列は、逆である。むしろ日本の外交政策が、マッキンダー理論の登場に影響を与えたのである。
キリンホールディングスがグループを挙げてCSV(社会的価値と経済的価値の両立)経営に取り組んでいる。まだCSVという言葉も知られていなかった10年前よりCSVを経営の基軸にしてきた理由とは?