ヒョウ柄、スイーツ…個性派バスで需要喚起へ 大阪メトロ延伸区間で社会実験
採算性が厳しいとして計画が凍結されている大阪メトロ今里筋線の延伸区間で4月からバス高速輸送システム(BRT)による社会実験が始まり、趣向を凝らした内装のバスが街を走っている。愛称は「いまざとライナー」。14台のバスすべてが異なるデザインの内装だ。実験は約5年間かけ需要を調査し、延伸の是非を判断するのが目的だが、実施主体の大阪市と大阪メトロは利用者の掘り起こしにもつなげたい考え。ヒョウ柄、スイーツ、海辺…。遊び心を加えたバスは呼び水となるか。