溶けていく近代社会の「建前」〜「本音」ばかりが跋扈する時代へ
次第に国家が意味を失っていく、いま世界はそんな時代に入りはじめたのではないだろうか。哲学者・内山節が世界の大きな潮流を読み解く新連載第2回。はたしてトランプ勝利が意味することとは?
次第に国家が意味を失っていく、いま世界はそんな時代に入りはじめたのではないだろうか。哲学者・内山節が世界の大きな潮流を読み解く新連載第2回。はたしてトランプ勝利が意味することとは?
またしても、東京電力の「原子力事業者」としての資質に疑問を抱かせる“事件”が起きた。先週火曜日(11月22日)の地震の後、福島第2原発3号機の使用済み核燃料貯蔵プールで冷却ポンプが停止したにもかかわらず、避難の周知に必要な報道機関への連絡に東電がほぼ2時間を要したのだ。
たしかに、中国には政治リスクもあれば、経済リスクもある。だが、その一方で、中間層の増大による新たなチャンスも広がっている。中国リスクをチャンスに変えることは、十分可能だ
三鷹ストーカー殺人事件――2013年10月8日に、18歳の女優の卵だった女子高校生が、かつて交際していた男性に自宅前で刺殺されて殺害された事件だ。加害男性は、彼女の裸が写った画像をインターネットに流した後に事件を起こしたことから、「リベンジ・ポルノ」という言葉が広まり、翌年にはリベンジ・ポルノ防止法が成立した。本日、この事件の二審が、東京高裁で開かれる。
文筆家、編集者、コメンテーター等、メディアで広く活躍していた岡田育さんは、昨年夏よりアメリカ・ニューヨークに拠点を移し、学生生活を送っている。そんな彼女がリアルタイムで目の当たりにしたアメリカ人の「トランプ・ショック」の実態とは?
「岩瀬君のようにバブルを知らない世代に読んで欲しい本を書いている」バブル時代に日経証券部のキャップとして大活躍したジャーナリスト、永野健二氏からそのように言われていた本が、ようやく上梓された。
ロシアで最も愛されている魚とくれば、一も二もなくサケ・マスである。単に「赤い魚」とも呼ばれるこれらの魚のない宴席は、真に良いものとは決して言われない。しかし、ノルウェーやスコットランドで養殖される一番貴重な品種のサケ・マスが、ロシア人に届かなくなってしまった。ルーブル安と、食料品を対象とする対露制裁のためだ。
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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領による訪日が予定される中、ロシアは「バル」と「バスティオン」のミサイルシステム (NATOのコード名ではそれぞれ「センナイト」と「ストゥージ」) をクリル列島に配備した。
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