異常な中国ロケット軍トップ交代劇、習近平はまんまと「米国の策?」に嵌ったのか
7月末、解放軍のロケット軍司令官と政治委員の2トップの人事交代が行われた。新任はいずれもロケット軍とは関係ない人物。以前からロケット軍は大規模な汚職が取り沙汰され、幹部の自殺者も出ていた。それだけではない。昨年10月には米国海軍大学が中国ロケット軍の配置等を公開。情報漏洩の疑いも高い。そしてこの公開は間違いなく習近平政権のロケット軍への信任を著しく低下させた。恐らく内部粛正がおこなわれる可能性が高いが、しばらくは台湾侵攻など口に出来ないほどの機能不全に陥るだろう。