※会見は日本時間の午前4時14分から53分間行われました。アメリカを訪れている岸田総理大臣は、バイデン大統領、韓国のユン・ソンニョル大統領との首脳会談後の共同記者会見で「今、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が危機にひんしている。ロシアによるウクライナ侵略により国際社会は根幹が揺るがされている。東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みは続き、北朝鮮による核・ミサイルの脅威はますます増大している」と指摘しました。その上で、「こうした状況において日米韓3か国の戦略的連携の潜在性を開花させることは必然で、時代の要請でもある。われわれ3人は『日米韓パートナーシップの新時代』をひらいていく決意を示す。日米同盟と米韓同盟の連携を強化し、日米韓3か国の安全保障協力を新たな高みへ引き上げる。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くため、今後とも日米韓3か国の戦略的連携のいっそうの強化に取り組んでいく」と述べました。日韓関係については、「日韓両国は国際社会の課題の対処に協力していくべき重要な隣国同士で、ユン大統領との友情と信頼関係のもと、パートナーとして力を合わせて新しい時代を切りひらいていきたい。安保や経済を含むさまざまな分野で前向きで具体的な取り組みが、すでにダイナミッ